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Apple Watch開発 -環境構築編-
皆様こんにちは。
涼しい日が続いておりましたが、ようやく暖かく(むしろ暑く)なってまいりました。
いかがお過ごしでしょうか?
今回のブログを担当させて頂きます、エンジニアの姫野と申します。
さて、最近Apple Watchが発売され話題になっていました。
私も個人的に興味があり、早速購入してしまいました。
アプリも作れたら良いなぁと思っていたのですが、調べてみると意外とお手軽にアプリができてしまうことが分かりました。
その際にまとめた、Apple Watchアプリの開発環境構築手順をご紹介させて頂きます。
目標は、Apple Watchアプリをビルド実行できるようになるまでです。
それではいってみましょう!
事前準備
- Xcodeをインストールする
最新版は6.3.2となっておりますので、インストールします。(Apple Watchの開発を行えるのは6.2以降となっておりますが、最新版にしておくことをお勧めします) - 実機を用意する
実機:事前にApple WatchとペアリングしたiPhoneを用意してMacに接続しておきます。(無ければSimulatorがありますので、そちらでも問題ありません)
ビルド手順
- iPhoneアプリ 用のプロジェクトを作成する
Apple WatchのアプリはiPhoneアプリに乗っかる形で実装されます。
そのため、iPhoneアプリ用のプロジェクトが必要となりますので作成します。 - 使用ライブラリにWatchKit.frameworkを追加する
- TargetにWatchKit Appを追加する
- Run
Create a new Xcode projectを選択します。
|
今回はシンプルな環境で作成するため、 Single View Applicationを選択します。 |
Createを選択します。 |
Linked Frameworks and Librariesの+を選択します。 |
WatchKit.frameworkを選択して、Addを選択します。 |
File → New → Target…を選択します。 |
WatchKit Appを選択しNextを選択します。 |
ここでは何も操作せずにFinishを選択します。 |
これまでの手順で以下のような プロジェクト構成になっているかと思います。 あとはビルドして実行するだけです! |
TargetがWatchTest WatchKit Appになっていれば、 Runを行います。 |
ビルドが完了してしばらくすると、Apple Watch側でアプリのインストールが開始されます。
完了すると、自動起動されるようになっていますが起動されないことがあります。
その際は手動でアプリを起動してあげればOKです!
注意点
WatchKit AppのBuild TargetがiOS8.2でなければビルドエラーが発生するのでご注意ください。
最後に
いかがでしょうか?
発売されたばかりでまだまだ開発環境が安定していない印象がありますが、新しいことを始める新鮮さを感じるいい機会だと思います。
Apple Watch単体で動作するネイティブアプリ開発も今冬にできるそうなので、これを機に環境構築を行ってみてはどうでしょうか?
次回はUnityアプリとの連携の方法をご紹介いたします。
お楽しみに!
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